「海外1dayパケ」をdocomoが2013年12月2日よりスタートしています。
これは
●韓国・台湾・グアムなど⇒980円/24h
●中国・イギリス・フランスなど⇒1,280円/24h
●アメリカ本土・ハワイ・フィリピンなど⇒1,580円/24h
という比較的安い定額料金でパケット通信が利用できるというもの。
1日980円という料金を見て、私も最初は「おぉー!」なんて思ったのですが、注意点があります。
それは、この料金で高速通信できるのは30MBまでだということ。
30MBを超えると送受信時最大16kbpという恐ろしく低速に制限されてしまいます。
スピード制限を解除することもできますが、そのためにはまた同額が必要となります。
(つまり、「980円/24h」の国の場合にはさらにその時点から「980円/24h」がかかることになります)
30MBは、結構あっという間に到達してしまいます。
以下のコラム記事など参照するといいと思いますが、ニュースサイトの記事10本で15MB。
ということは、20ページほど読むと30MBになる計算になります。
★「格安SIMカード」は仕事に使えるか? 第3回:どれだけ使えば利用上限「1Gバイト」に達するか――Webブラウザの場合 – 誠 Biz.ID
どれだけ使えば利用上限「1Gバイト」に達するか――Webブラウザの場合月額1000円切りでもLTEを使った高速通信が楽しめる格安SIMカード。しかしLTEが利用できる通信量には上限がある。どんな使い方なら快適に、そして安いまま使い続けられるか。今回はブラウザを使った場合をチェックする。
スマホに最適化されたサイトであれば、もう少し容量が小さく、より多くのページを見ることができると思いますが、それでも調べものなどをやっていると比較的すぐに30MBになると思われます。
ということで、このドコモの1dayパケ利用は一般的にあまりおすすめできません。
いまのところはまだ海外で利用できるwifiルーターのレンタルがおすすめになります。